人気ブログランキング | 話題のタグを見る

joyful,joyful

25日は第九コンサートでした。

勝ちどきまでいって来ました。
都営大江戸線の六本木駅は金地に黒字で
「六本木」と書いているのがとってもツボで
また1人でにやけてました。

24日のクリスマスパーティーの時に
第九についてのお話を聞きました。
第一から第三楽章をすべて否定したのが第四楽章
と言われているんだって。知りませんでした。
だからそれを意識して聴いたらまた楽しいかもよ
という事で、意識して(そして寝ないように)聴いてました。

まずおどろいたこと。
合唱団は第四が始まるまでオーケストラの後ろで待機しているのだけど
ずっと立ちっぱなしで出番を待つの大変だろうなーとか思っていたら
座っていたらしくて第三が終わったら合唱団が一斉にドッと立ち上がったの。
予想外ですっごいびっくりしました。一気に目覚めた。
で、心拍数が上がってるところにバリトンのソロが始まって。

喜びの歌って、小学校のころから音楽の授業で慣れ親しんでいて
ランランラン♪て口ずさんでいて優しいイメージがあったけど
なんか恐かった!喜びというか、狂喜だな、って思いました。
教会でこれを聴いたら本当になにか召喚しそうな、何か起きちゃいそうな
連れて行かれちゃいそうな感覚でした。

それで、予習した「否定」というを思い出して
喜びを、試行錯誤して頭を悩ませて楽器を使って
精一杯思いを込めて音楽で表現しても
「歓声」「人の声」にはかなわないんだよね〜byベートーベン
ってこと?と解釈してみました。
そういうことにしておこう。

それでね。アンコールがクリスマスメドレーだったんです!
ジングルベルー諸人こぞりてー神の御子は
ー柊飾りましょう、の裏にもみの木のメロディーが入って
お正月の歌でフィナーレ。
それがすごくかわいくて、オーケストラの人達もニコニコしながら
演奏してて、クリスマスは楽しいな〜ランラン♪と
喜びの歌から解放され戻ってきた感じがました。

帰りはなぜか急に「何かクリスマスプレゼント(自分に)買いたい!」と思って
勢いで青山一丁目で降りたけど青山墓地が広がってて地理もよく分かんないし
昼間だったらついでにお墓参りするけど、、と思いながら
あてもなく歩いていたら246Cafe&Bookがあって
ああこんな所にあったんだ、とそのお店にはいって
かわいいフランスの家庭料理の本を買って帰ってきました。

素敵な経験だった。
メリークリスマスでした。

by mioche | 2005-12-26 18:30 | 音楽の話