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シガーロスat shibuya AX

Sちゃんとシガーロス。
でも彼女は仕事で遅れるので先に会場へ。
会場内で落ち合うため

「舞台に向かってどっち側の扉付近にいるか」
「入って何メートルくらいの場所にいるか」

「向かって左側、5メートル右斜め45度進む」
「白シャツお兄さんのとなりにいます」

と、宝探し?というようなメールのやりとりで
前座のAMINAが終わる頃に無事合流。

前座のお姉さん達は、岩盤欲で流れてたら気持ちいいだろうなぁ
という音楽で、うつらうつらしながら聴いていました。

シガーロスはSちゃんから名前をよく聞いていたのか
レディオヘッドの前座をやったってことで知っていたのか
名前だけは、アルバム全部持ってる、て位よく知ってたけど
どんな音楽かは実は全く知らなかったのでした。

噂や前座の音楽や来てるお客さん達の服装、雰囲気で
だいたいこんな感じだろうなぁと想像していたとおりで
(ガスマスクをしてる二人組がいて、想像し間違えそうだったけど)
素敵なバンドでした。

声が綺麗。
調度いい高さとまろやかさで、巻舌が入るのがすごくかわいかった。
あとステージ上の人のレイアウトがころころ変わるのが面白かった。
右端にメンバー全員が集まってなんかやってたり
しかもサクサク動くんじゃなくて
次弾く楽器のところへテクテクと歩いて行ってまたテクテクと定位置に戻ってくる
ていう、見られてる事を意識してない動き?が面白くて、レストランで時々ある
ガラス張りのキッチン風景をみてるみたいだった。
MCも全くないんだけどみんな仲良しなんだろうなぁと感じたり。

真夜中の野外、星空の下でごろんと寝っころがりながら聴きたい。
空気とか地面から伝わってくる音を全身で感じたい音楽。
外の音と混ざるとさらにいい音楽なのかな。
何年か前、渋谷センター街の喧噪にまじって「KID A」が流れていて
「KID Aは籠って聴く音楽じゃないのかも」と思ったことを思い出したよ。
これ、感情が高ぶっている時に聴いたら、泣いちゃうんだろうなと思った。
すこし泣きそうだった。
ぼーっと聴いてたから眠くなって欠伸が出かけただけかな。
寝ながら聴きたいしそのステージ上の動きからも目が離せない
ボーカルのぽつねんとしてる雰囲気がかわいい、かわいいバンドだった。
このライブが終わってもまだ10時過ぎとかなんだ、て事が
不思議だった。深夜2、3時だったらいいのに。帰れないけど。
レディへがみたくなった。

帰りは丼を食べて帰宅。
Sちゃんお誘いありがとー。

by mioche | 2006-04-05 11:18 | 音楽の話